
[TRACK LIST]
- サーカスマジック流浪団 (25th Anniv. Ver.)
- 馬走らせ (25th Anniv. Ver.)
- ルクセンブルク (25th Anniv. Ver.)
- 明洞コーリング (25th Anniv. Ver.)
- 飲もう (25th Anniv. Ver.)
- 犬が語る (25th Anniv. Ver.)
- とんでもない歌 (25th Anniv. Ver.)
- 鳩 (25th Anniv. Ver.)
- パンクガール (25th Anniv. Ver.)
- 夜が更けたね (25th Anniv. Ver.)
- かもめ (25th Anniv. Ver.)
- スニ、宇宙へ (25th Anniv. Ver.)
- 熱いさよなら (25th Anniv. Ver.)
- ケシ (25th Anniv. Ver.)
- 良くないか (25th Anniv. Ver.)
- みんな死のう (25th Anniv. Ver.)
Crying Nutは1995年ホンデの小さいクラブ「ドラック」から始まり、今年で25周年を向い韓国代表パンクロックバンドとして成長した。インディーズバンドという概念がなかった時代、Crying Nutとイエローキッチンが初めて独立的に発売したコンピレーションアルバム『アワーネーション (Our Nation)』は韓国初のインディーズアルバムと言える。
小・中・高校の同級生で初めて出会い、音楽を始めた幼い少年達は歳月を経て大人になり、25周年の間、海千山千の経験をしながらバンド生活を送った。これまで100曲以上の歌を発表し、数千回の公演をした。空前のヒットを記録した「馬走らせ」が収録されたファーストアルバムは、当時のインディーズバンドとしては最高記録と言える10万枚の売り上げを記録し、「夜が更けたね」は発表されてから19年に経った今、多くの歌手によって再び歌われている。こうしてCrying Nutが歩んできた道は、まさにインディーズバンドの歴史となり記録となった。
10年も耐え難いというインディーズシーンで、Crying Nutは25年の歳月の中で、ひたすら多くの人達のそばを守ってきた。よく目にする不仲説もなく、一度のメンバー交代もなく25周年を迎えた。その間に浮き沈みがないわけではなかったと思うが、少しは淡々と、淡白に25周年になったのだ。そしてCrying Nutは25周年を記念するために発表してきた数多くの歌の中からたったの16曲を選び、再集録しベストアルバムを発表した。
「夜が更けたね」、「良くないか」の2曲の先行公開曲を始め「馬走らせ」、「ルクセンブルク」、「サーカスマジック流浪団」など一度は聞いたことのある歌は無論、「スニ、宇宙へ」、「犬が語る」、「ケシ」など少し聞きなれない曲も一緒に収録された。比較的に最近発売された7・8集の収録曲を除いて、6集までの歌がバランス良く収録されているベストアルバムは原曲に充実しているが、現在の感じを生かして良い音質で全て再集録した。
アルバムのアートワークはギターリストであるリ・サンミョンが直接油絵で描いた作品だ。1集から8集までのアルバムカバーをウィットにパロディーして描いた絵で、CD内に葉書きとしても含まれる。ベストアルバムでは、再集録された曲が原曲と少し違い興味深いなら、アルバムカバーでも同じく元のアートワークと違う点を見つけながらまた違う楽しみを感じることができるだろう。
25年目のバンドCrying Nutは、思い出の中に留まるのではなく、常に現在進行形で発展している。Crying Nutのベストアルバムもまた以前から聴いてきた曲を聞きながら昔の思い出に浸るのではなく、今まで公演をし続けながら変わった部分、更に良くなった部分との差別点を感じることができるだろう。変わらないものがない今、音楽だけは永遠に存在する。辿ってみた追憶の中にあるようで、考えてみたらすぐ今日もそばにいること、明日はまた新しい姿を見せてくれること、正にそれがCrying Nutだ。
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