Wave To Earth『summer flows 0.02』

[TRACK LIST]

  1. summer flows
  2. ride
  3. seasons
  4. ocean floor
  5. surf. (album ver.)

海は波でものを言う。

彼が気分がいい時と怒った時、
憂鬱な時を我々は生まれる前から学習することになる。
彼の心や言葉に似た形で
我々は人生の中で悠々と移動しては止まることを繰り返す。
その状態が続くと、すでに立ち往生しているその真ん中にいたり
しまった、奥深いところまで沈みがちなので
寂しさは基本値となって肺いっぱいになりやすいのだ。

我々はあの底から水面上に行くために
一番中心から端に流れ、向き合うために
懸命に泳いでいる。
水から生まれ土へ
陸で必ず君と出会いまた一緒に飛び込もうと
我々は死のうと決心しなくとも死んでゆくのだから
死のうと恋を決心する。

「波に乗れないことがないよう、優しく我々を支えるのは愛だ。」

愛に辿りづくためにどれだけ多くの泡沫を作り出さなければならなかったのか。
流される心に身を委ねること
望もうが望まないが
実はここには壮烈さが、勇猛さが特に必要なく
ただ息を我慢して愛していると
いづれあなたが望むところに辿りつくことは間違いないだろう。

そのためかウェーブツーアースは
夏の海の上で狂ったように泳いでいても
図々しい顔でただダンスをしているだけだと
時間が足りないが大丈夫だと
全ての季節と理由を君にあげると
塩気を帯びた体で我々を少しだけ浜辺へと押し出す。
彼らの波を全て聞いていると
いつの間にか愛だ。

文:ジン・ドンウク

[このアルバムはCJ文化財団のミュージション創作支援事業である「チューンアップ」で制作されました。]

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